夏風邪 が長引く理由と予防のために知っておきたい3つのこと

夏風邪 アイキャッチ 健康・くらし

「 夏風邪 で1ヶ月も寝こんだ。」
ただの風邪で1カ月も寝こむなんて普段はそうそうないですが、夏風邪についてはけっこうあり得ることです。

  • 夏風邪は長引くと言われるのはなぜ?
  • ふつうの風邪との違いは?
  • 予防の方法は?
  • どうやって治すの?

『夏風邪』という言葉はよく聞くと思いますが、上のような疑問がある人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、夏風邪の特徴と予防について薬剤師のスミノフが解説します。

具体的には以下の順に紹介していきます。

  • 夏風邪の知識と長引く理由
  • 予防の方法
  • 早く治す方法

3分くらいで読めますし、夏風邪の知識・予防法・対処法のすべてが一気にわかります!

夏風邪 の知識

夏風邪については次の知識を知っておくと良いです。

  • 夏風邪が長引く理由
  • 主な症状

 

夏風邪が長引く理由

夏風邪の多くは

  • エンテロウイルス
  • アデノウイルス
  • コクサッキーウイルス

などの「ウイルス」が原因です。

冬に流行るインフルエンザにはよく効く薬がありますが、夏風邪の原因であるウイルスに対してよく効く薬はありませんし、細菌ではなくウイルスなので抗生物質も効きません

つまり、回復するためには薬などで症状を和らげながら、体の免疫が体外にウイルスを出すまで待つしかないのです。

体の免疫が大切ですが、夏は猛暑により体力低下や食欲不振がおこりやすいですよね。これも夏風邪が長引くひとつの原因です。

 

夏風邪の主な症状

下の表には代表的な夏風邪をまとめています。

夏風邪 症状

夏風邪の原因であるウイルスは暑くて湿度の高い環境で活発になります。そのため、ノドなどだけではなくお腹でもウイルスが増殖してしまいます。だから、表の発熱やノドの痛みの症状以外に下痢や腹痛もおきやすいのです。

夏風邪予防の方法

夏風邪の予防のために覚えておきたいことは下の3つです。

  • 物の共有はしない
  • ご飯をしっかり食べる
  • 寒暖差を少なく

物の共有はしない

夏風邪の原因となるウイルスは感染力が非常に強いです。
日本医師会「手足口病Q&A」

ウイルスを持つ人が使ったタオルやハンカチなどを使うと接触感染してしまうことがあるので、自分専用のハンカチなどを持つようにしましょう。

手をふくものさえ自分のものであれば、電車のつり革など例えどうしても共有しなければならない物を使っても、そのあとにしっかり手洗いをして水分をふきとれば問題ありません

物の共有には気をつけ、手洗いは十分にしましょう。

ご飯をしっかり食べる

夏風邪が長引く理由でも少し言いましたが、夏は暑さで食欲が落ちがちです。ご飯が食べられないと栄養がとれないので夏風邪にかかりやすくなります。

もちろん、その状態で夏風邪にかかると治りにくくなるというのも想像できますよね。

ご飯を食べないと夏風邪にかかりやすく、治りにくい体調になるので栄養はしっかりとりましょう。

 

寒暖差を少なく

「急な気温変化は体によくない。」

よく聞きますがどうして体によくないのでしょうか。

結論から言うと体が疲れるからです。最近「寒暖差疲労」という言葉も使われていました。
NHK「寒暖差疲労」

夏にエアコンがガンガンに効いている建物に入ってブルブル震えた経験ってありますよね。

暑い場所から寒い場所に急に移動すると、暑いところで汗をかいていたこともあって体が急に冷えます。急に冷えたことにより体は慌てて熱を作ろうするので、たくさんのエネルギーを使ってしまうのです

暑い夏、ただでさえ体力が奪われるのに寒暖差でもエネルギーを使ってしまえば、疲れはたまり夏風邪にもかかりやすくなります。

8~10℃以上の差があると体に影響が出やすいと言われているので、少し意識して生活してみてください。
日本生活習慣病予防協会

 

夏風邪を早く治す方法

どんなに気をつけてもかかるときはかかります。笑
少しでも早く治す方法をここで紹介します。

  • 水分をとる
  • ご飯を食べる
  • 薬を使う

水分をとる

水分だけはしっかりとりましょう

どの風邪にも言えることですが、特に夏風邪は高熱や下痢などで大量に水分を失うことが多いです。

ただの水ではなく経口補水液のOS-1、マズければスポーツドリンクなどで水分をとることをおすすめします。

脱水症状をおこすと治るどころか危険な状態になることもあるので意識して水分はとってください。ただし、お腹を冷やさないためにも常温で飲んでくださいね。

ご飯を食べる

予防の方法でも言いましたが、栄養をとることは大切です。栄養を十分にとることができれば、それだけ治りは早くなります。

ただし、食欲があって「食べたい!」と思うのであればいいですが、夏風邪はお腹の調子が悪くなることもけっこうあるので無理をして食べるのは禁物です。

おかゆやうどんなど消化しやすいものを食べて、内臓にあまり負担をかけないように気をつけてください。

薬を使う

「薬には頼らない、飲むと治りが遅くなる。」と聞いたこともあるかもしれませんが、夏風邪は薬をうまく頼りましょう

寝れないくらいの高熱やしんどさなら、薬で症状を和らげてぐっすり寝られる方が早く治ります。つらい思いをしなくても治るならそっちの方がいいですよね。

薬は正しく使えばあなたの強い味方です。うまく活用しましょう。

まとめ

夏風邪の知識・予防法・対処法でした。

夏風邪は一度かかってしまうとズルズル長引くことが多いです。ここで紹介した予防法も参考に、しっかり対策していきましょう。

まあ、どんなことをしていても夏風邪にかかることもあります。笑

そんなときは、水分補給・栄養摂取・休養を意識して早く治してくださいね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

スポンサーリンク