教えてあげて! 入れ歯 の手入れの方法とその大切さ

健康・くらし

薬剤師のスミノフです。
今回は 入れ歯 の手入れとその大切さについて紹介します。

入れ歯は年配の方がするものだから自分には関係ないと思うかもしれません。

でも、あなたの両親や祖父母で入れ歯の人はしっかり手入れできていますか?

「知らんけどふつうに洗うだけでしょ?」

と思ったあなた。知識がないまま適当な手入れをしているとあとで怖い目にあいますよ……。

この記事では手入れの方法と大切さについて簡単にわかるように紹介しています。

ぜひ読んで両親や祖父母にアドバイスしてください。

 

入れ歯 の手入れがなぜ大切か

入れ歯

この「なぜ」の部分がイチバン大切ですよね。

口の中を清潔にするべきというのはなんとなくわかると思いますが、なぜでしょうか。

それは口で大量に増えた細菌や真菌を飲み込むことで菌たちが全身を駆けめぐり、悪いことがおきるからです。

全身でおこる悪いことの例が以下のとおりです。

  • 心疾患にかかるリスク上昇
  • 肺炎
  • 菌血症
  • カンジタ症

参考: 日本歯科衛生士会

などなど、口の中が不潔だと悪いことばかりおきます。

「口臭で近くにいる人が気になるだけでしょう。」

くらいに私も昔は思っていましたがなかなか怖いですよね……

でも、裏を返せば「口の中を清潔にするだけでこれらのリスクを減らせる」ということです。

入れ歯をしている人に年配の方が多いと考えると、よけいに入れ歯の手入れが大事だと思いませんか?

入れ歯の手入れの方法

歯をみがくための「歯みがき粉とハブラシ」があるように 入れ歯には「入れ歯専用の洗浄剤とブラシ」があります。

  • 専用の洗浄剤
  • 専用のブラシ

入れ歯の手入れはこの2つを使って以下のように洗います。

入れ歯

ですが、専用の洗浄剤とブラシの存在を知らない人はけっこういます。

知っていても余分に費用がかかるので、

水洗いだけですませたり、歯みがき粉を使ってみがいてしまう人が多いのが現実です。

 

入れ歯専用の洗浄剤

洗浄剤を使わない水洗いだけでは、なぜダメなのか。

それは水洗いだけでは汚れを取りきれないからです。

水で洗うだけでも見た目はキレイになりますが、入れ歯のピンク色の部分にはとても小さな穴があいています

この穴の中にも汚れは入りこんでいるので水だけでは取れないのです。

水だけで洗っていると、いずれ穴の中で菌が増えて口の中が不潔になってしまいます。

入れ歯

この汚れを取りきるためにあるのが以下のような専用の洗浄剤です。

1日1回はこの洗浄剤を使うことがすすめられていますが、平均使用量はたった 2.2 錠であるのが現実です。

この記事を見ているあなたは毎日使うようぜひアドバイスしてあげてくださいね。

入れ歯出典元: ポリデント入れ歯洗浄剤

 

入れ歯専用のブラシ

ハブラシを使って歯みがき粉で洗うのは、なぜダメなのか。

  • 入れ歯に傷がつく
  • すき間の汚れがとれにくい

以上の理由からです。

 

入れ歯にキズがつく

入れ歯はふつうの健康な歯よりも 10 倍軟らかいです。

それなのに健康な歯にあわせて作っているハブラシでみがいてしまったら当然キズがついちゃいますよね。

入れ歯

また、歯みがき粉には研磨剤が入っているのでこれも軟らかい入れ歯にキズを入れる原因になります。

こうしてできたキズに菌が入りこみ、増えていってしまうのです。

 

すき間の汚れがとれにくい

専用のブラシを使うべきもうひとつの理由はすき間汚れです。

入れ歯にはすき間やくぼみなどが多くありますが、

このような場所にしっかりフィットして効率よく汚れがとれるように専用ブラシは作られています。

ふつうのハブラシではなかなか取れないので適当になってしまうのです。

まとめ

入れ歯の手入れの方法と大切さがお分かりいただけたでしょうか。

  • 口の中は清潔に
  • 専用の洗浄剤
  • 専用のブラシ

この3つが大切です。

これからも健康に生活していけるよう、両親や祖父母に一度確認してみてください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

 

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